習い事の時間や立地によっては、子どもの送り迎えが必要になる場合があります。
1回にかかる時間や労力はそれほどもないかもしれませんが、毎週・毎回となると負担になります。
距離や立地にもよりますが、小学3年生になったら送り迎えを無くしてもいいでしょう。
もしくは、行きは自転車等で一人で行き、帰りは親が迎えに行くというのでもいいかもしれません。
今回は、「いつまで習い事の送迎が必要なの?」「仕事で難しい場合はどうするの?」という方のために小学生向けの習い事教室を多数運営しているプロが解説します。
習い事の送り迎えは大きな負担になることも
特に共働き(ワーキングペアレンツ)世帯には、習い事の送迎は負担になります。
きょうだいがいるとより負担は大きい
習い事の終了時間によっては、きょうだいの送迎時間と被ることも。
保育園のお迎えや学童クラブのお迎えなどの時間と調整する必要が出てくるため、より負担は大きくなるでしょう。
また、自転車でのお迎えの場合、子どもを前後に乗せることになるため、安全面でも問題が出てきます。
週何回までなら送迎可能かを考えて習い事を選ぶ
仕事の都合によっては、毎日送迎することが難しいこともあるでしょう。
現実的に週何回までなら送り迎えがあるか、考えてから習い事を決めましょう。
また、習い事の受講時間から前後何分までなら預かってもらえるか(その場にいられるか)も入会前に確認することをおすすめします。
多くの場合、入れ替えの時間10~15分程度は在室していられます。
子どもの習い事の送り迎えはいつまですべきか?
子どもの送り迎えはいつまですべきでしょうか?
- 自宅までの距離
- 帰路の暗さ
- 人通りの多さ
これらを加味し、子どもと相談したうえで送迎の有無について決定しましょう。
徒歩5分圏内で明るい道なら小学1年生でも一人で帰れる
駅近くの習い事教室の場合、比較的安全なため、小学1年生でも一人で帰る子はいます。
ただ、GPS等を持たせないとさすがに心配だという保護者は多く、GPSやキッズスマホを持ち歩かせる家庭も高い割合で存在します。
大人の足で5分程度(400m程度)であれば、子ども一人で行き帰りをすることも可能ですので、子どもと相談してみましょう。
徒歩10分圏内なら自転車で通うこともできる
徒歩10分ほどの場合は、特に冬や雨の日など子ども一人で歩かせるのは心配です。
その場合は、行きは自転車等で一人で行き、帰りは親が迎えに行くという方法がおすすめです。
小学3年生程度であれば一人で行き帰りできるので、子どもと相談し、行き方と帰り方を練習したうえで試してみましょう。
子どもの習い事の送り迎えが難しいときには
送迎が難しい場合に考えることを解説します。
送迎付きの習い事を選ぶ
数は少ないですが、送迎付きの習い事が一部あります。
自宅までではなく、駅までなど制限はあるかもしれませんが、駅まで行ってしまえば「バスに乗るだけ」「駅で少し待って親と落ち合う」などの対応で済むため、選択肢として考えておきましょう。
習い事のできる民間学童クラブを選ぶ
最もおすすめなのは、習い事もできる民間学童クラブを選ぶことです。
送迎付きの民間学童クラブも多く、小学校までの送迎、自宅までの送迎など手厚い対応が望めます。
金額は公立学童クラブと比べると大幅に高いですが、家庭へのサポートが充実しており習い事もできると考えると納得できる価格と言えます。
さいごに
今回は、習い事の送り迎えについてご紹介しました。
すべては一概には言えず、
- 自宅までの距離
- 帰路の暗さ
- 人通りの多さ
などを考慮し、子どもに最適な対応を選びましょう。

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